2019-03-13 第198回国会 参議院 予算委員会 第8号
その後、元号は制度として明確で安定したものであることが必要との議論を踏まえまして、昭和三十六年、閣議決定によりまして、総理府総務長官が主宰いたします公式制度連絡調査会議を設置し、昭和五十三年六月、元号法制化促進国会議員連盟が発足、同年十月に閣議において元号法制化の基本方針を内定し、昭和五十四年二月に元号法案を閣議決定し、同年六月、国会において成立、公布されたところでございます。
その後、元号は制度として明確で安定したものであることが必要との議論を踏まえまして、昭和三十六年、閣議決定によりまして、総理府総務長官が主宰いたします公式制度連絡調査会議を設置し、昭和五十三年六月、元号法制化促進国会議員連盟が発足、同年十月に閣議において元号法制化の基本方針を内定し、昭和五十四年二月に元号法案を閣議決定し、同年六月、国会において成立、公布されたところでございます。
一方、法令的な問題として、これを制度化すべきではないかという点につきましては、政府に置かれております公式制度連絡調査会議というようなものがあるわけでございます。この公式制度連絡調査会議におきましては、例えば元号の問題、その他国旗・国歌の問題もかつて五十年代の初めに取り上げられたことがあるわけでございます。
○久保亘君 文部省からは歴史教育だけではなくて、教育の全体に非常に大きくかかわってくる問題について公式制度連絡調査会議が元号の問題を議題としたにもかかわらず格別な意見が出されておらないということは非常に私は遺憾に思います。 それから、この連絡会議は三十六年に設置されてから定例的にずっと開かれてきたものでしょうか。
○久保亘君 この公式制度連絡調査会議には文部大臣はメンバーですか。文部大臣どうですか――文部大臣に聞いているんです。メンバーですかと、あなたに聞いているんですよ、あなたはメンバーかどうか。知らないなら知らないと言えばいいんです。そんな、教えてもらわなければわからぬようじゃだめじゃないか。
○政府委員(清水汪君) 公式制度連絡調査会議の問題でございますが、設置されましたのは昭和三十六年七月二十八日の閣議決定に基づいて設けられました。これは構成といたしましては総理府総務長官を長といたしまして、あとは総理府でいえば副長官及び私審議室長でございますが、そのほかは関係しております内閣法制局あるいは外務省、大蔵省、文部省、宮内庁というところの局長クラスによって構成をいたしております。
○政府委員(清水汪君) 公式制度連絡調査会議として記録に残っております議論ということで御紹介申し上げますと、昭和三十六年の八月に議論をしております。これは七月にスタートしましてから最初の議論でございます。その後は余り記録の上で見ますと、活発な議論はなかったように思いますが、昭和五十年七月以降におきまして、再び活発な議論が行われているということでございます。
○村田秀三君 次に、公式制度連絡調査会議というのが、昭和三十六年の七月に閣議決定をして設置をされておる。こう聞いております。その設置目的、機構、それからその活動の状況をお伺いをいたします。
一時期そういった元号廃止をしようという国会論議もあったのですが、さたやみになって、一九六一年、昭和三十六年のころ、池田内閣は公式制度連絡調査会議を設置して、元号を初めとして国旗、国歌に関する検討機関を設けた。
せんだってこの公式制度連絡調査会議の開催の状況について御説明をいただきたいということで、政府委員室の方から御説明をいただきました。そのときいただいたメモがあるわけでありますけれども、そのメモには実はいま御説明いただいたようなことは何も載っていないわけであります。
公式制度連絡調査会議は、御案内のとおり、昭和三十六年七月二十八日に閣議決定によって設けられておりますが、その活動の対象といたしましては、初期のころは非常に活発でございまして、その審議の結果といたしまして実を結びましたものの主要なものを申し上げますと、一つは、国事行為の委任に関する立法措置の大綱について結論を得まして、これに基づきまして、昭和三十九年五月に国事行為の臨時代行に関する法律を制定していただいているわけでございます
同じ観点で実はその次の問題について触れていきたいと思いますけれども、公式制度連絡調査会議の関係についてお伺いしておきたいと思います。
○鈴切委員 昭和三十六年の七月二十八日の閣議決定で公式制度連絡調査会議が総理府総務長官の主宰のもとに構成されましたが、どういう問題が検討の対象となってきたか、またいままでどういう調査や審議をされてきたのか、また結論が出たのはどういう項目で、元号制度についてはどういう結論になられましたか、その点について御説明願います。
○栂野委員 時間がなくなりましたので、お聞きしたいこともあったのですが、最後に一言聞いておきたいのですけれども、公式制度連絡調査会議では、この元号だけではなくて、国歌、国旗あるいは国葬などを調査審議することになっておりますが、きのうもちょっとお触れになりましたけれども、国歌についてはどういう審議状況ですか。
○鈴切委員 そうしますと、公式制度連絡調査会議が三十六年の七月二十八日に閣議決定されてから今日まで、この問題をずっと取り上げてきて、そして政府は今回元号法案を出されたのは、かなりその公式制度連絡調査会議の内容を踏まえてそれに踏み切った、そういう方向になった、こういうように判断していいのでしょうか。
○岩垂委員 それでは、公式制度連絡調査会議でこれらの問題点というのは議論の対象になっているかなっていないか、これだけお尋ねしておきます。
○清水政府委員 公式制度連絡調査会議におきましては、現時点におきましては、ただいま先生の御指摘のような問題は議論の対象になっておりません。
○岩垂委員 それでは、公式制度連絡調査会議というのは、元号法制化とのかかわりはどんな形であったのか、あるいはいま公式制度連絡調査会議は何をやっていらっしゃるか、そのことだけ御答弁をいただきたいと思います。
たとえば公式制度連絡調査会議にしましても、慎重の上に慎重を重ねてきておるというような表現をしておるわけですね。それから田中元首相は、これは法律化しなければそういうことにはならぬのだという発言もしてきておる。こういう過程があるわけですね。
○説明員(垂木祐三君) 公式制度連絡調査会議につきましては、昭和三十六年の七月に閣議決定により設置されておるものでございます。
○太田淳夫君 次にお聞きしますが、政府は五十年七月二十八日に、これは七年ぶりで公式制度連絡調査会議というものが招集されましたけれども、この会議は三十六年の七月二十八日の閣議決定でもって設置されました。それ以後、元号、国旗、国歌、紋章、国賓、国事行為、国名、国葬に関する小委員会を設けて、それぞれ四十年の十月まで調査審議がなされました。
○国務大臣(藤田正明君) いままでも公式制度連絡調査会議ですか、これで元号問題をしばしば取り扱ったことがあるんです。ですから、新しい審議会をつくるか、それとも公式制度連絡調査会議ですか、これで行うかは決めておりません。恐らく従来どおり公式制度連絡調査会議にかけてこの問題を進めていく、それは世論調査の結果。そういうことに相なろうかと現在では思っております。
公式制度連絡調査会議につきましては、三十六年七月に閣議決定により設けられております。それ以後、現在まで総会を四回、それから元号問題、国旗、国歌問題あるいは国賓の問題、そういう小委員会を全部で二十一回開催いたしております。それから、最終の総会といたしましては、五十年七月に総会を開いておりまして、その際は元号問題につきまして検討いたしております。
○垂木説明員 確かに御指摘のとおり公式制度連絡調査会議につきましては、昭和三十六年から四十年にかけまして、積極的に会議を開いて検討いたしたわけでございますが、それ以後につきましては、先ほど申しましたように、昭和五十年に総会を開いたということでございまして、その間、十年間ほどのブランクがあったのは御指摘のとおりでございます。
いわゆる内閣告示で元号を存続するということでありますが、いわゆる公式制度連絡調査会議の検討はどこまで進んでおるのか、その進捗状況についてお聞かせ願いたいと思います。
○藤田国務大臣 元号制度に関しましては、原則的に前内閣の意思を継承いたしておりまして、公式制度連絡調査会議での検討はまだ進めてはおりません。
その後、政府は公式制度連絡調査会議等の検討の結果、内閣告示方式による元号の存続という基本線を得ておられるようでありまするけれども、この問題は、やはり元号法とでもいうべき法律をつくって、天皇御即位の場合の新しい元号は国会で定めるか、内閣が政令または告示で定めるかという、その決め方の手続をまず整備することが必要だと思うのであります。
○野田哲君 西村長官の代になってまだ公式制度連絡調査会議にかけておられないという御説明でありますけれども、基本方針としては、総理も関係の場で答えているという経過もあるし、前の長官の植木総務長官も存続という方針を答えておられるわけですが、基本的な考え方としては、内閣告示という手続で元号制度を存続をしていくと、こういう方針をもってこれから必要な会議等に諮っていくと、こういうことなんですか。
○野田哲君 元号の問題について伺いたいと思うんですが、最近、元号の問題の報告が頻繁に行われておるわけでありますが、政府の方では、近々公式制度連絡調査会議を開いて元号の存続について閣議決定に基づく内閣の告示、こういう手続によってこれを行っていく、こういう報道等もあるわけでありますが、そういう運びで進めておられるわけですか、この点いかがですか。
○国務大臣(西村尚治君) いずれこの問題につきましては、ただいま御指摘の公式制度連絡調査会議、ここにかけて意向をまとめて閣議ということになろうかと思います。ところでこの公式制度連絡調査会議、先生から委員会で前植木長官にお話もあった、そういう関係もあるのでございましょう、ことしの七月に会合が持たれたようでございます。
これは公式制度連絡調査会議を改めて総務長官発足させたようでありますが、この意図と、一体いまどういうふうになっているのか。法的に決めなければならぬというようなことで、そういう意図でお進めになっているのか。事務当局は総理府ですから、恐らく事務当局の意図というものは先に出ると思うのです。そこのところが気になっているんですけれども、簡単に答えてください。
したがって、それらの問題を検討するために、七月二十八日に公式制度連絡調査会議を開催したのでございますが、それぞれ非常にデリケートな問題でありますし、世論の動向等も見詰めながら慎重に対処してまいらなければならない問題ばかりでございます。
○国務大臣(植木光教君) 先ほど申し上げましたように、この問題は御指摘のような種々の問題を抱えているわけでございますので、早急に公式制度連絡調査会議を開催をいたしまして、検討を積極的にさしていただきたいと存じます。
新憲法にふさわしい形で元号制度を存続させていくにはどのような手続でどのような機関が決めるのがよいか、あるいはまた、元号制度を法律上のものとして行うのか、あるいは慣習として続けていくのがよいかなどというようなことについては、早急に検討を要すると思うのでございまして、私といたしましては、公式制度連絡調査会議がございます。
厳粛の意味と、それから世論を聞きながらきめたい——制度的には、公式制度連絡調査会議ということですが、実際に、これは、そこにかけるという姿勢もない。慎重に云々ということで、じんぜん日を送られますか、いかがでしょう。
○小坂国務大臣 検討をしているということは、御承知のように公式制度連絡調査会議というものがございまして、そこでいろいろと過去においても検討してまいっておったわけですが、しかし、ただいまのような今日の「昭和」という元号は、御承知のように、国民的に、慣習、習慣と申しますか、なじんでおることでもあるし、法律的に明文はないといたしましても、慣習としては、いま成立していると思いますが、同時に、ただいまのような
○小坂国務大臣 御指摘のように、公式制度連絡調査会議というものがございまして、これは三十六年の七月に発足をいたしております。
一方、自民党のほうとされても、元号問題についての小委員会を持たれて、御検討いただいておることは聞いておりますが、政府としては、もちろん、この公式制度連絡調査会議は、開いておりませんけれども、内々に、いろんな世論調査をいたしましたり、あるいはまた、元号についての調査並びに意見を、外部の方々からひそかに求めておるという活動は続けてやっております。
○国務大臣(坪川信三君) 塩出委員御指摘のごとく、公式制度連絡調査会議は、新憲法のもとにおいていまだ制度化されていない、または法制化されていないような、たとえば非常に重大な元号あるいはその他の事項について調査、審議を行なうため、昭和三十六年七月二十八日の閣議決定によって設けられました制度でございまして、総理府の私の主宰のもとにおいて各行政機関の職員をもって構成されており、会議は発足以来二十数次にわたりまして
○塩出啓典君 それではその次に元号の問題について、ちょっとこれは予算とあまり関係ない問題かもしれませんが、最近、元号の問題が問題になっておりますが、新憲法のもとにおいていまだ制度化あるいは法制化されていないような諸問題を検討するために、公式制度連絡調査会議というものが設置をされたように私聞ておるわけでございますが、これはどういう問題を検討しておるのか、その点をひとつ簡単に御説明願いたいと思います。